行政社労士
社会保険労務士は、社会保険や労働保険に関する手続きの代行や書類作成を行うことを業とする国家資格ですが、本来は行政書士業務に含まれていたものでした。それが、法改正によって社会保険労務士に分離したことにより、行政書士の業務内容から当該業務はなくなりました。
もともとひとつの資格であったために、行政書士と社会保険労務士は、親和性が抜群と言えます。(当然と言えば当然ですが。)
特に、顧客が事業者である社会保険労務士は、多くが会社設立後からしか関与できないのに対し、行政書士はビジネスを立ち上げのための許認可申請や会社設立から関与できるのが大きなメリットです。また会社が新分野進出するときも、その多くが許認可を必要とする業務ですので、その相談に乗れることも大きな利点です。
相談があったときは知り合いの行政書士を紹介すればいいのですが、知り合いの行政書士がその業務ができるかは別問題です。行政書士は、得意分野に特化している事務所が多く、全くやらないことも考えられます。そんなときに社労士は、行政書士探しに翻弄されることになります。
そんな場合でも経営者に対し、『この要件をクリアできれば、許可申請はできますので、大丈夫ですよ。』と言える資格者ならば、経営者の信頼度は全く違ったものになるのではないでしょうか。
当然新分野進出の際は、人材が必要となりますので、社会保険・労働保険手続きは必須です。会社経営においては、契約書作成から内容証明書作成の需要も少なくありません。社長個人の相続・遺言書の相談を受けることもあります。
行政書士と社会保険労務士の資格があるということは加算ではなく、お互いの相乗効果によって数倍の力が発揮できます。行政社労士という別資格があるという感じです。
社労士兼業者は、多くが社労士業務に力を入れていますが、新年度はこのバランスを考えることにします。いよいよ新年度スタードです。
福島県行政書士会・社会保険労務士会会員
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